2026/04/09
👘江戸の粋に学ぶ、上質な小上がり・ヌックの作り方|ニュアンスカラーの始まり

江戸時代から続く伝統色で家づくり
リビングの畳スペースや小上がり、ヌックの需要が急上昇中!
おしゃれな家づくりで選ばれているのは正方形が特徴的な琉球畳です
家具やインテリアに溶け込む「灰桜(はいざくら)」や「銀鼠(ぎんねず)」は特に人気の色
そのなかでも、落ち着いたシルバーグレーが美しい「銀鼠」は江戸時代からの伝統色
なぜ江戸時代から続く日本伝統の色が現代の暮らしに最適なのか?
その秘密を解き明かします!
⌚この記事は約4分で読めます
そもそも「銀鼠(ぎんねず)」とは?
日本の伝統色のひとつ
同じようなグレーでも絶妙に色味や名前が違う「究極のニュアンスカラー」です
ルーツ
江戸時代の「四十八茶百鼠」に遡ります
当時の江戸幕府は庶民が贅沢をすることを禁じる「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」を度々発令していました
禁止されたものは、紅や紫といった派手な色、豪華な刺繍、高価な素材など
つまり、茶色や鼠色、藍色といった地味な色なら許されていました
そのなかで茶色や鼠色は、身近な材料によって染めやすく、配合を変えることで彩度・明度が異なる様々な色に派生しました
一見するとどれもただの地味な色に見えますが、江戸っ子たちはそこに絶妙なニュアンスを加えて、風流な名前をつけて楽しんだそうです
それらの色の違いを総じて「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」と呼びます
贅沢を禁じられた庶民が編み出した「究極のニュアンスカラー」
それが、今も畳や着物の色に名を遺す「銀鼠」に繋がるのです
色の特徴
単なる灰色ではなく、銀のような光沢と、ほんのり青みを含んだ明るいグレー
上品で淡い色合いが冬の訪れを感じさせます
現代のインテリアとの相性
青みかかったグレーは「ブルーグレー」とも呼ばれており、木目柄とは人気のある定番な組み合わせのひとつです
そのため、ジャパンディスタイルや北欧家具、無垢材の床と特に馴染みが良いです
子育て世帯にも「銀鼠」を勧める3つの理由
汚れ・ホコリが目立たない
墨色ほど暗すぎず、白ほど明るすぎないため、生活感が出にくい
おもちゃの「色」を中和する
カラフルな子供用品があっても、背景が銀鼠色ならリビングが散らかって見えない
落ち着いたオシャレな色合いが生活感を減らしてくれる
視覚的なリラックス効果
伝統的な緑の畳よりも「洋」の要素が強い
そのためリビングとの境界線が曖昧になり、空間が広く見える効果がある
「夜ヌック」を格上げする演出
光で変わる「鼠色」の表情
昼の自然光では爽やかに、夜の間接照明では銀色の光沢が際立ち、高級ホテルのような雰囲気になります
「煤竹色(すすたけいろ)」との組み合わせ
ダークトーンの木材(カウンタースペース)と合わせることで、お酒や読書を楽しむ大人の隠れ家空間にも
失敗しない!小上がり・畳スペースの配色ガイド
「銀鼠」以外にも「鼠」の名前を持つ日本伝統色はたくさんあります
その中の一部をオススメの素材組み合わせと共にご紹介します

北欧モダンなスタイルの例

和モダンなスタイル例

※あくまでもAI生成を利用したイメージ画像です
まとめ:色名を知ることで、家づくりに「物語」を
- 「普通の畳」を注文するのではなく、「銀鼠の畳」を設けて遊び心をプラス
- 名前の由来を知ることで、毎日の暮らしに愛着が湧く
- 制限(面積や予算)の中で楽しむ「江戸の粋」を、あなたのマイホームにも
もっと知りたいQ&A
Q1:銀鼠色や灰桜色の畳は、一般的な緑色の畳と比べてメンテナンスに違いはありますか?
A: 基本的なお手入れ方法は同じですが、天然い草ではなく「和紙」や「樹脂」を素材としたカラー畳が主流です。これらは天然い草に比べて日焼けによる変色がほとんどなく、撥水性に優れているため、飲み物をこぼしやすい子育て世帯や、長く美しさを保ちたい方にむしろ適しています。
Q2:銀鼠色の小上がりを作りたいのですが、部屋が暗く見えてしまわないか心配です。
A: 銀鼠色は「銀」の名を冠するとおり、光を反射する明るい灰色です。そのため、黒や濃いグレーとは異なり、むしろ空間を明るく、広く見せる効果があります。特に北欧モダンなインテリアや白い壁紙と合わせると、上品なコントラストが生まれ、洗練された開放感を演出できます。
Q3:灰桜色の畳は、ピンク色が強すぎて可愛くなりすぎませんか?
A: 灰桜色はいわゆる「くすみカラー」です。照明の下ではベージュやアイボリーに近いニュアンスを見せるため、驚くほど空間に馴染みます。「ピンク」というよりは「温かみのあるグレージュ」として捉えていただくと、失敗がありません。書斎や落ち着いたリビングのヌックにも多く採用されています。
Q4:伝統色の名前を知っていると、家づくりにどんなメリットがありますか?
A: 単に「グレー」や「ベージュ」と指定するよりも、設計士やデザイナーとのイメージ共有がより正確になります。 また、「江戸時代に愛された銀鼠」という背景を知ることで、完成した住まいに対する愛着が深まり、お客様を招いた際にも「語れるストーリー」がある特別な空間になります。
>>畳スペース・小上がり・ヌックを検討中の方はこちらからどうぞ
✒デバイス・ホームスタッフ







